【職種紹介・インタビュー】
セレモニーアシスタント
セレモニーアシスタントの仕事とは?
ご遺族・参列者・住職、そして式場の隅々まで気を配り、
葬儀当日の滞りない進行をアシスト
営業スタッフと住職のサポート役として、葬儀当日の滞りない進行をアシストします。会場のセッティングに始まり、ご遺族や参列者の会場への案内、読経に合わせた焼香の案内、故人が眠る棺に入れる花の手渡し、住職のスムーズな動作を助ける椅子引きなど、葬儀の進行に合わせて的確なアシストを行います。
火葬場にも同行し、収骨後のお見送りが終わるまで、隅々に気を配った冷静な対応が求められる仕事です。会場の掃除や祭壇の撤収も営業スタッフと協力して行います。
INTERVIEW 01
スタッフ全員が同じ方向を向き、
チームワークで葬儀を執り行う
髙橋久美子(2012年中途入社)
PROFILE
百貨店で働いていたが、祖父の葬儀で天昇堂スタッフの心遣いに触れ、販売とは異なる接客に魅力を感じる。その後、縁あって天昇堂に転職。ご遺族からの「ありがとう」の言葉を励みに、ご満足いただける葬儀を目指す日々。
目の動きやわずかな動作で
スタッフ同士の気持ちを読み取る
葬儀はご遺族にとって1回だけの大切な時間。失敗は許されないと毎回緊張します。予定通りスムーズに進むよう、何か困っていそうな参列者の方がいらっしゃらないかなど、担当のポジションから式場全体に目を配ります。
葬儀中は極力声を出さず、スタッフ間でアイコンタクトを取りながら連携しています。普段からのコミュニケーションで各スタッフがどんな感覚を持っているのか知っているので、目の動きやわずかな動作で「何をしてほしいのか」が伝わるんです。
宗派で異なるお経を覚え、
“あうんの呼吸”で住職をサポート
セレモニーアシスタントの大事な仕事の一つが、住職のサポートです。お経に合わせて椅子を入れたり下げたりしますが、葬儀の流れを止めないようにタイミングよく行うことが求められます。宗派で異なるお経を耳で覚え、住職と“あうんの呼吸”でスマートな所作を補助しています。
住職もチームの一員なんです。スタッフそれぞれの仕事は違っていても、より良い“お見送りの場”をつくり、滞りなく終えるという着地点は同じ。全員が同じ方向を向き、チームワークで進めています。
セレモニーアシスタントの
ある一日
葬儀のある日
8:30 | 出社、朝礼、清掃 |
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9:00 | 式場の準備、ご遺族お出迎え |
10:00 | 一般会葬の方、ご住職のお出迎え |
11:00 | 告別式スタート 主にホール案内係を担当 |
12:00 | 出棺 火葬場へ同行 |
13:00 | 火葬場にてご案内・昼食の準備・お茶入れなど |
14:00 | 火葬場終了、待合室の掃除、式場に戻る |
15:00 | ご遺族お見送り 昼休憩 |
16:30 | 式場片付け |
17:30 | 退社 |
葬儀のない日
葬儀が行われない日は、他の職種のサポート(書類の作成や整理、友の会会員様のお誕生祝いの花束作成やお届けなど)を行っています。